標準組織学 (各論)
「標準組織学 (各論)」のレビュー・感想

【組織学の基本。図が多く厚い割に楽に通読可能】
総論の続き。
こちらでは各臓器別に、組織のスケッチ・光顕像・電顕像・走査電顕像・模式図を大量に示しながら、各組織の構造(解剖名)と機能を解説。
ますます厚くヘビーだが、意外と読了までは早い。総論と合わせて読むことで、正常組織については十分理解できるので、しっかり学びたい方にはお薦めします。
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【読み物としてはおもしろい。実用面は総論よりは上。】
医学生のころ、この各論と総論をともに購入し、実習や試験、調べものにと使い続けてきた。記述が丁寧で、著者の真摯な態度を感じさせる良書というだけはある。本格的な日本語の教科書。
ただし、実用性からいうと、最近のまともな訳書、あるいは名のある英語の原著のほうが、よっぽど使い勝手が良く、臨床にもつながる学習ができるだけでなく、細胞レベルの事象に思いを馳せることができる。それでも、この各論は調べものにはまだ役にたつ。
組織学という学問の歴史が非常に躍動感あふれて書かれ、むしろ細...

【組織学の本格教科書】
よい組織学書というのは少ない。さらに訳本でないものになると、選択枝はほとんどない。しかし、それほど困ることはない。なぜなら、この「藤田・藤田」は、非常に信用できる、しっかりとした教科書だからである。冗長になりがちな日本語の教科書において説明はすっきりとし、訳本にありがちなわけのわからない日本語は皆無である。もちろん、内容の間違いもほとんどなく、安心して読み込める。
本格的で高価であるためか、初学者は、この「藤田・藤田」の購入をためらう傾向があるようだ。確かに、独学でこの教科書を使...

【読みやすいです】
医学書は英語からの訳本が多い中、コレは日本人の方が書いているため、とても読み進めやすいです。また、細かい知識については小文字になっているため読み飛ばすこともできました。
ただ、問題点を挙げるとすれば、若干内容が古い気がするのと、一番最初に簡単な模式図があればもっと良かったと思います。
まぁ他の本とコレとを両方使えば上記のことは解決できるんで、僕は問題なく使っていました。
改訂版が出ることに期待したいです。
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